テスラ車爆発とニューオーリンズ死傷事件、FBIが関連性を捜査
David Shepardson Karen Brettell [ラスベガス 2日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)は、1日にトランプ・ホテル・ラスベガスの外で発生した米電気自動車(EV)大手テスラ車の爆発と、南部ルイジアナ州ニューオリンズでピックアップトラックが群衆に突っ込んだ事件との関連性を捜査している。当局者が明らかにした。 南部ルイジアナ州ニューオリンズの中心部で1日未明、新年を祝う群衆にピックアップトラックが突っ込み、その後トラックの男が発砲する事件が発生。 その数時間後に、西部ネバダ州ラスベガスのトランプ・ホテル・ラスベガスの外で、テスラのサイバートラックが爆発して炎上、車内から1人の遺体が発見されたほか、少なくとも7人が負傷した。FBI幹部は、爆発がテロ行為だったのかは不明としているほか、テスラの最高経営責任者(CEO)イーロン・マスク氏は爆発は車両自体とは無関係だとの見方を示している。 ラスベガス警察によると、ニューオーリンズの死傷事件で使用された車両とサイバートラックはいずれもカーシェアリングサービスのTuroからレンタルされたものだという。 Turoの広報担当者は、車両を借りたいずれの人物にも、セキュリティー上の脅威となるような犯罪歴はないとの見方を示している。 当局は現時点で両事件の関連性を確認していない。