「残された時間で欠点を修正するべきだ」イランメディアが日本戦に不安を吐露。エースFWタレミの不在を嘆く「計画が狂う可能性がある」【アジア杯】
ラウンド16ではシリアとの接戦を制す
イラン代表は現地時間1月31日、カタールで開催されているアジアカップのラウンド16で、シリア代表と対戦した。 【PHOTO】日本代表のバーレーン戦出場16選手&監督の採点・寸評。最高点は右サイドの2人。“持っている”10番をMOMに選出 イランは34分にFWメフディ・タレミのPKで先制に成功する。しかし64分にPKを献上して同点弾を奪われると、81分にはタレミがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場となってしまう。 厳しい状況のなか、その後は身体を張った守備で逆転弾は許さず、迎えたPK戦では5人全員が成功。接戦を制して、8強入りを果たした。 イランのメディア『Sharq』は、この結果を「息をのむような接戦の末、PK戦で勝利し、準々決勝に進出した」と喜んだ。しかし、準々決勝の日本代表戦に向けては不安を露わにしている。 「どんなに難しかったとしても、イランはシリアの壁を越えた。次は日本と対戦しなければならないが、最高の選手の一人であるタレミがいない。エースの不在により、チームのスタッフ陣の計画が狂う可能性がある。いずれにせよ、イランは日本戦までの残された時間で欠点を修正し、今大会で最も重要な試合について考えるべきだ」 日本対イランの準々決勝は、日本時間で3日の20時30分にキックオフ予定となっている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部