2021年衆院選の比例得票率…一目で分かるデジタルマップ公開 福井新聞社、北陸信越ブロックの市町村別に
衆院選が10月15日公示、27日投開票の日程で行われる。今回から比例代表ブロック定数の「3増3減」が適用され、北陸信越ブロック(新潟、富山、石川、福井、長野の5県)は1減となる。自民党が派閥裏金事件を受けて一部候補者の選挙区との重複立候補を認めない方針を示し、投票の行方がより注目される。福井新聞は、2021年衆院選の比例代表北陸信越ブロックで5県の全市町村ごとに9政党(当時)の得票率の高低が分かるデジタルマップを制作し9日、ホームページ「福井新聞ONLINE」で公開した。 【デジタルマップ】2021年衆院選の比例得票率を一目で 比例代表ブロックの定数は今回から東北、北陸信越、中国で各1減、東京2増、南関東1増の「3増3減」となる。 北陸信越は、21年衆院選の「11」から「10」に減少する。前回は9党53人で争い、自民党6、立憲民主党3、公明党1、日本維新の会1の結果となった。共産党は議席を失い、国民民主党、れいわ新選組、社民党、NHK党は議席を獲得できなかった。5県で、福井県のみ比例復活がなかった。 デジタルマップは、各市町村をクリックすると9党の得票率が表示される。福井市は自民約45%、立民約20%、維新約10%、公明約9%だった。 県単位では、自民は長野以外の4県で大半の市町村が得票率40%を超えたほか、立民は長野、維新は富山や石川、公明は長野で得票率が高いなどの傾向が分かる。
福井新聞社