昨年は苦しみながらの戴冠だったという(撮影：高橋正和)

　8日(日)に行われる香港カップ(3歳上・香G1・芝2000m)に出走するロマンチックウォリアー(Romantic Warrior、セ6、香・C.シャム厩舎)。史上初の3連覇への期待は大きいが、その後のプランは決まっているのか。また、勝利した安田記念以来の来日はあるのか。オーナーであるP.ラウ氏に枠順抽選会後に直撃してみた。 【動画】香港での戴冠へ 堀宣行厩舎の豪華2頭併せ 　馬の調子について、「いいコンディションです。いい枠ですし、騎手もいいですね。日本馬も強いと思いますが…」と語ったオーナー。「1度目はすんなりと勝てたのですが、昨年はオーストラリア(コックスプレート)から戻ってのレースだった難しさがありました」とこれまでの香港カップ2勝について懐かしみつつ、「今年はスムーズにきていて昨年よりはいいと思いますね」と地元シャティンで叩いて迎える今レースでの勝利に自信をうかがわせた。 　多くのファンが気になる今後のプランについては「来年7歳になりますし、今後の結果次第ではありますが、サウジC、ドバイWCを見ています」とコメント。日本のレース参戦については「ポッシブル」と語るにとどまった。だが、今年勝利した安田記念について「素晴らしい経験でした。日本でもたくさん応援いただきましたし、とても良い思い出です」と笑顔で振り返ったラウ氏。もう一度日本で走りを見られる可能性は十分にあり得そうだ。