飛鳥IIの 雰囲気満喫 伏木(富山)に寄港、見学会
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国内最大のクルーズ客船「飛鳥II」(全長241メートル、5万444トン)が8日、富山県高岡市の伏木万葉ふ頭に約1年ぶりに寄港した。一般向けの船内見学会があり、約50人が豪華客船の雰囲気を満喫した。 見学会では、事前申し込みがあった参加者が乗務員の説明を聞きながら船内のラウンジや映画館、デッキなどを興味津々な様子で見て回った。市内から参加した横田美和子さん(77)は「ゆったりとした雰囲気がすてきで憧れた。船旅をしてみたい」と話した。 船内では歓迎セレモニーが開かれ、河村幹治副市長が渡辺恒介船長に客船をモチーフにした細工かまぼこを贈った。乗船客は同市の国宝瑞龍寺や南砺市の世界遺産・五箇山合掌造り集落などの観光を楽しんだ。 飛鳥IIは3日に横浜を出港し、13日間かけて日本を一周する。8日夕に次の経由地の秋田へ向かった。