久保がクイックリスタートで先制点演出、ソシエダが4カ月ぶりのホーム戦勝利【ラ・リーガ】
レアル・ソシエダは15日、ラ・リーガ第29節でカディスをホームに迎え、2-0で勝利した。ソシエダのMF久保建英は66分までプレーしている。 前節グラナダに3-2で打ち勝って公式戦連敗を4で止めた6位ソシエダ(勝ち点43)は、久保がスタメンに復帰。[4-1-4-1]の右MFでスタートした。 フラットな[4-4-2]で構える18位カディス(勝ち点22)に対し、ソシエダが押し込む展開とすると、6分に好機。オヤルサバルのスルーパスでボックス左に侵入したベッカーがシュートに持ち込んだが枠外だった。 さらに13分、ブライス・メンデスのミドルシュートで牽制したソシエダは、28分にも好機。浮き球パスに抜け出したオヤルサバルがダイレクトシュートでGKを強襲した。 そして直後のCKで押し切る。久保がクイックに始めると、グラウンダーのパスをオヤルサバルがヒールでフリック。フリーのメリーノが右足で蹴り込んだ。 さらに42分、バックパスミスをカットしたオヤルサバルがGKと一対一となる大チャンスがあったが、余裕を持ち過ぎてDFに寄せられシュートを決めきれない。 ハーフタイムにかけては幾つかピンチのあったソシエダだったが、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半も押し込む展開としたソシエダは57分に追加点のチャンス。CKのサインプレーからメリーノがヘディングシュートに持ち込んだが、GKレデスマの好守に阻止された。 その後、63分にラモスに入れ替わられて倒したスベルディアが退場しかけるも、オフサイドがあって助かった。 すると久保がピッチを後にしたソシエダは代わって入ったザハリャンが追加点。68分、右サイドをベッカーとブライス・メンデスで崩してクロス。オヤルサバルがヒールで流し、最後はザハリャンが押し込んだ。 終盤にかけてはソシエダが試合をコントロール。2-0で試合を締め、ホーム戦4カ月ぶりの勝利を収めている。
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