100切りを目指すなら「サンドウェッジのアプローチ」を重点的に仕上げるのが効率良し!? その理由とオススメの構え方・打ち方とは?【100切り】
「トップが怖いからとリーディングエッジを接地すると、今度はチャックリが怖くなりますよね。しかし手首を使って下に落とすような動きが起きなければ、基本チャックリは起こりません。振り子の動きを徹底して、時計の文字盤で言うところの8時~4時、もしくは9時~3時ぐらいの振り幅で振りましょう。多少練習は必要ですが、ソールを滑らせながら打つような感覚が出てくると思いますよ」 SWで球を上げるアプローチが打ちたいのに、ハンドファーストでボールも右に置いて構えるの? という疑問を持つゴルファーもいるだろう。「実際にレッスンでも『球が上がらなくないですか?』ってよく言われるんですけど、この構え方で全然問題ないです。変にボールを上げようとしなくて大丈夫ですよ」とのこと。 「この構え方・打ち方でもしPWを打ったなら、低く出過ぎて越えられないかもしれませんが、SWであれば十分越えられます。少なくとも日本のゴルフ場であれば、ほとんどのホールのバンカー越えはこれでできると思っていいです。もちろん超特殊な状況……たとえばグリーンの横が崖みたいになっていて、落ちると10メートルくらい上に向かって30ヤードのアプローチを打たなければいけなくなるようなコースもごくまれにありますけどね。ただそういった超特殊な状況以外は、基本この構え方・打ち方で大丈夫ですよ」 しかも後藤の教えてくれたSWの構え方・打ち方の良いところは転がしにも応用できる点だ。 「転がしたいなら構え方はそのままでPWに持ち替えて、振り幅を7時5時くらいに狭めれば、15ヤードくらいのランニングアプローチになるんです。基本はSWで練習して、同じ構え方で番手と振り幅を変えれば応用がいくらでもできますよ」 協力/広尾ゴルフインパクト
みんなのゴルフダイジェスト編集部