ソフトバンクが12球団最速で40勝到達 初スタメンの笹川吉康がプロ初安打&初盗塁→ルーキー廣瀨隆太がプロ初アーチの決勝2ラン
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク2―0阪神(14日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクが阪神とのカード初戦を制し、12球団一番乗りで40勝に到達した。打っては高卒4年目の笹川吉康、ドラフト3位ルーキーの廣瀨隆太が活躍し、先発のリバン・モイネロも好投して今季9度目の零封勝ちとなった。 ■これが東京六大学20発男の貫禄【写真】 ソフトバンクは5回に均衡を破った。「8番右翼」でプロ初スタメン起用された笹川が阪神先発の伊藤将司からプロ初安打となる中前打を放ち、プロ初盗塁となる二盗にも成功。続く廣瀨がプロ初本塁打となる1号2ランを左翼テラス席に運んで2点を先制した。 先発のモイネロは初回にシェルドン・ノイジーの左越え二塁打と近本光司の内野安打で招いた2死一、三塁で原口文仁を空振り三振。2回も2安打を許したが、木浪聖也を二ゴロ併殺に仕留めるなど無失点で切り抜けた。3回からは5イニング連続1イニング2奪三振を記録するなど、7回を無失点、自己最多の12奪三振の快投で今季4勝目を手にした。
西日本新聞社