【Krush】王者・璃明武が「全局面で圧倒」宣言、挑戦者・倉田永輝は「引っ繰り返してやる」
2024年3月30日(土)東京・後楽園ホール『Krush.159』の前日計量が、29日(金)都内にて13:00より行われた。 【写真】両者のフェイスオフ メインイベントでKrushスーパー・バンタム級タイトルマッチ3分3R延長1Rを争う、王者・璃明武(=りあむ/K-1ジム総本部チームペガサス)はリミットちょうどの55.0kg、挑戦者・倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は54.9kgでそれぞれ計量をパス。 調印式を終えた倉田は「とうとう来たなという気持ちとようやく来たなの2つの気持ちがあります。自分は15歳の3月にKRESTの門を叩いて、ブレることなくやってきました。その集大成を明日見せます」とアツい意気込み。 迎え撃つ璃明武は「明日のために作り上げてきたので、明日はそれを出してKrush王者の仕事をしたいと思います」とクールに話した。 倉田は「一番やってきたのはスパーリングですね。言えない部分が多いけれどやれることはやってきたので今日までの日々に後悔はないです」と、全てをやり切って準備万端だとする。 当初は岩尾力が挑戦者として決まっていたが負傷欠場、挑戦者が変わったが璃明武は「倉田選手も強い選手なので、油断はしない。相手が変わってもモチベーションが下がることはなく高いモチベーションで来ているのでしっかり倒したいと思います」と、油断はないとした。 代打として選ばれた倉田だが「周りも含めて全員(の予想を)引っ繰り返してやろうと思っています」と番狂わせを起こす気合いは十分。 2度目の防衛戦となる璃明武は「前回の試合で、初防衛してからが本当の王者なのでやっと王者になれたと思っています。ベルトの価値を高めるのが自分の仕事なので、前回よりもいい試合を見せて他のKrush王者とも違うことを見せたい」と、スーパー・バンタム級のベルトの価値を高めることを目標に掲げる。 「(初防衛に成功して)自信もついているし、前回よりさらに強くなっている自信があります。2度目の防衛戦だから…というのは特にありませんが、防衛すればベルトの価値が上がると思います」 最終的な決め手は何になると思うか、との質問に倉田は「僕のパンチが当たるか当たらないか」、璃明武は「1Rで終わるか、フルラウンドまで行くか。どちらにしても全局面で圧倒して集中力を切らさないようにしたい」とそれぞれ答える。 計量後のフェイスオフで相手から感じたことは、と聞かれると璃明武は「体調が悪そうだった。顔色が悪いと思いました」とニヤリ。それに対して倉田は「ニヤけていたので余裕こいているのかと思いましたね」と、それぞれ相手の体調や心理状態が見えたとした。 今大会に出場するKREST勢が全員金髪だったことを指摘されると、倉田は「言われてみればそうですね(笑)。たまたまみんな金髪ですね。僕もそうですし、みんなで勝とうと思っているので気合いの現れですね」とまとめる。 そして最後に、倉田は「やることをやってきたので自分を信じて王者になります」、璃明武は「Krushのメインを璃明武が締めます」と、それぞれ締めくくった。
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