ブレーブスのクリス・セール（AP）

　ブレーブスのクリス・セール投手（35）が背中の故障により、1日（日本時間2日）から始まるワイルドカードシリーズ（3試合制）を欠場すると、米メディアが報じた。 【イラスト】プレーオフ進出全12チームが決定！ポストシーズンの組み合わせ 　米「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が自身のX（旧ツイッター）で「ブレーブスのスニッカー監督が発表したところによると、クリス・セール投手はシーズンを通して健康を維持し、ナ・リーグのサイ・ヤング賞の最有力候補となったが、背中の故障のためパドレスとのワイルドカードシリーズを欠場することになった」と報じた。 　また、大リーグ公式サイト「MLB.com」もセールがこの日のメッツとダブルヘッダー第2試合に先発予定だったが、前日の投球練習中に背中のけいれんが悪化したため登板を断念したと報じている。 　セールは今季29試合に登板し、リーグ最多18勝（3敗）、リーグ最高となる防御率2・38、リーグ最多225奪三振を記録し、投手3冠を達成。開幕投手を務めたストライダーがシーズン途中にトミー・ジョン手術で離脱した中、35歳左腕が奮闘し、サイ・ヤング賞の最有力候補となった。 　ブレーブスは2日（同3日）からパドレスの本拠ペトコ・パークでワイルドカードシリーズに臨む。先に2勝したチームが5日（同6日）から始まるドジャースとの地区シリーズに進出する。 　パドレスにとってセールの欠場は追い風となりそうだ。