見取り図が7分間のシュール会見、和歌山県PRで好感度爆上がり「本当に楽しそうに…」
お笑いコンビ・見取り図(盛山晋太郎、リリー)が10月17日、人手不足となっている「和歌山県の林業」を救うべく、「吉本大阪本社」(大阪市中央区)で一心不乱に木を切った。 【写真】全力で丸太を切るリリー 県の面積の4分の3以上を森林が占める和歌山県だが、年々林業の担い手が不足している状況。ピーク時の1万人から現在は約600人に、その半数以上が50代と、高齢化も進んでいる。 そんななか2024年1月、和歌山県民サービスの向上及び地域の活性化を図ることを目的とし、 包括連携協定を締結した和歌山県と吉本興業。今回は「紀州林業の魅力を発信」として、第1弾となる見取り図出演のPR動画が完成した。動画内では、見取り図が最新の林業の機械を体験し、林業の仕事の魅力を伝えている。
このお披露目会に登場した盛山は、撮影時を振りかえり「楽しかったです。普通にテンションあがりました!『ジョンソン』が終わったんでいつでも林業いける準備はできています」とアピール。会見に同席した和歌山県林業振興課・片畑万季さんは「暑い日の撮影だったんですけど、2人とも本当に楽しそうに作業をやってくださって。めちゃくちゃ好感度があがりました」とコメントした。 その後は、良いコースターを作るべく、紀州檜の丸太切りをする一幕も。約7分間、2人が木を切る様子を関係者や記者が見守り、檜の良い香りが辺り一帯に漂うというシュールな会見となった。
動画の撮影がおこなわれた上富田町は、南紀白浜空港からも近く、アクセス良好。盛山は「よくテレビで僕の昔太っていた写真が出回っているんですけど、あれ白浜なんですよ。ある種の凱旋でしたね」と感慨深げ。リリーは「人間の本能的に自然と接するのってめちゃくちゃ清々しい気分になりましたね。六本木とか歩いてるといや~な気持ちになるときあるんですよ」と言い、記者陣の笑いを誘った。 最後に片畑さんは「林業がどんな仕事なのか知らない方が多いと思うんですけど、この動画を通じてこういうことなんだよって、色んな方に知ってもらえたら」と期待を込めた。見取り図が登場する動画は「吉本興業チャンネル」で配信中。