鮮烈デビューした希空

　タレントの辻希美と俳優の杉浦太陽夫妻の長女で高校2年の希空（のあ）に、広告業界から熱視線が注がれている。2025年にはCMやメディア出演も期待されているようだ。 【写真】希空と競合になりそうな若手女優2人 　希空は17歳の誕生日を迎えた昨年11月26日、芸能事務所「LUV」への所属を発表し、新設したインスタグラムとユーチューブのアカウントで両親譲りのキュートな素顔を初公開した。その反響は凄まじく、ユーチューブに投稿された〝初顔出し動画〟は同12月中旬時点で600万回再生を突破。さらに各メディアが連日報じているネットニュースは、各WEBニュースサイトのランキングをたびたび騒がせている。 「広告会社やPR会社はタレントの話題性を常にチェックしているので、希空さんの〝バリュー〟の高さには一目置いています。ただ、顔出しが昨年11月末だったので、24年内のイベントやCMでの起用はスケジュール上難しかったんです。本格始動は年明けから。メディア露出の機会は間違いなく増えるでしょうね」（PR会社関係者） 　実際に、各企業からは「希空さんを起用したい」という声が漏れ聞こえているようだ。 「実は今年の〝若手注目株〟は、女優の出口夏希（23）と原菜乃華（21）さんで、ドラマやCMでこの2人を起用したいという声がよく聞かれていたんです。それが昨年末にかけて、一気に希空さんの名前がよく挙がるようになりました」（広告関係者） 　出口は映画「赤羽骨子のボディガード」や、Netflixで配信された「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」でヒロイン役を熱演。STARTO社タレント主演の話題作で実力を示した。また、原も東映とAmazonの共同で実写化された「推しの子」シリーズで演じている有馬かな役が大好評で、今年のNHK連続テレビ小説「あんぱん」キャストにも名を連ねる若手きっての実力派だ。 　そんな次世代の国民的女優たちに、話題性で肩を並べているという希空。同関係者によると、コスメ業界やお菓子業界、ファッション業界の関係者から起用の可能性を探られたようで、なかでもコスメ業界は起用に熱心だという。 「最もインフルエンサーと親和性があり、売れ行きも期待できますからね。起用法についても『ブランドアンバサダー』『モデル』『開発』などさまざまな形を模索しているようです。春～夏シーズンは年間で最も化粧品が売れる時期ですから、年明けからCM出演などを調整していけば、ちょうど3～5月の新学期に広告を打ち出していける計算です」（同） 　では、親子共演の可能性はどうか。 「今のところ実現可能なレベルの話は上がっていませんが、可能性としてランウェイイベント出演が指摘されています。『初の親子共演』と話題になるのは必至ですから、注目度の高いイベントでコラボさせたい」（芸能事務所幹部） 　希空は24年末にABEMAの人気恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。卒業編inソウル」の参加を表明した。若手タレントの〝登竜門〟とも呼べる同番組で人気を確実にすれば、早くもトップインフルエンサーの仲間入りは間違いない。