《高知1区2区ともに与野党一騎打ち》第50回衆議院議員選挙が公示【高知】
高知さんさんテレビ
第50回衆議院議員選挙がきょう公示されました。高知1区と2区に合わせて4人が立候補し、12日間の選挙戦がスタートしました。 高知1区に立候補したのは届け出順に自民党の前職・中谷元さん、立憲民主党の元職・武内則男さんの2人です。 中谷美弥子さん: 「スタッフの人たちが全部やってくれて、私たち不在でもちゃんとやってくださってるっていうことが何よりうれしいですね」 防衛大臣の中谷さんは公務のため、この選挙期間中、高知に戻ってくることがありません。出陣式では妻の美弥子さんがマイクを握りました。 第一声: 「きょう出発する選挙カーには候補者も私も乗っておりませんけれども、義理堅い議員、首長、力強い支援団体の皆さま人情あふれる支援者の方々が各地で待ち構えてくださっている様子が私には目に浮かびます。どうか中谷元の選挙カーを見かけましたら手を振ってあげてください」 女性スタッフの腕章を付けてあげる美弥子さん:「洋服に穴が開くけど」 11期の実績と組織の力で選挙戦を戦い抜きます。 武内則男さん: 「お天気になってよかったです。12日間全力で走り抜けます」 Q.眠れた? 「もうぐっすり、毎晩。もう何回目だ」 衆参あわせて10年の国会議員経験がある武内さん。有権者を信じ一緒に政治を変えていく選挙にしたいと支援者を前に第一声をあげました。 第一声: 「臭いものにふたをして、なかったかのようにして、自分たちは逃げていく。過去ずっと続いてきた自民党による自民党のための金権腐敗政治、そのことから国民の暮らしに寄り添い、真に必要な政策とこの国づくりをしていく。そんな政権にしていくのかが問われる戦いだと思います」 武内さん支援者と握手:「うわーありがとうございます」 現職大臣に挑み国政への返り咲きを目指します。 高知2区に立候補したのは共産党の新人・浜川百合子さんと自民党の前職・尾崎正直さんの2人です。 Q.いよいよ始まりますが、今のお気持ちは? 浜川百合子さん:「全力で頑張りたいと思います」 Q.よく眠れましたか:「まあまあ」 国政3度目の挑戦となる浜川さん。2013年の参院選では7万2千票あまりを獲得し、次点につけていました。 第一声: 「政治によって暮らしが、地方が壊される中で、ここで生きる皆さんがこの町を守り支えています。今行うべきは値上げではなく、値下げです。ミサイルではなく教育に予算を、子どもに最も良いことを選び取る政治が必要です。物価高騰に見合う年金額へ引き上げ、これは高知県経済の活力です高齢者を追い詰める政治を一緒に変えましょう」 支援者: 「いってらっしゃーい」 浜川百合子さん: 「行ってくる!清水まで行ってきます。また帰ってくる!」 「ありがとうございます。頑張ります。どうも!頑張らないかんわ私がいっぱい」 2人の子供を育てるママさん候補の暮らしを守るための戦いです。 尾崎正直さん: 「皆さん本当にどうもありがとうございます。おぉ~一緒に県庁でご一緒させてもらって南海トラフ地震対策とかも一緒にやらせていただきましたのでね」 2021年の衆院選で初当選し国土交通大臣政務官を務める尾崎さん。まず政治とカネの問題で政治不信を招いたと謝罪しました。 尾崎正直さん: 「国土の大多数を占める地方の活性化こそ日本再生の要となることだと、そのように考えます。いかにして地方の産品をしっかり付加価値をつけて事業化をして、海外を視野に売り込みを図っていくのか、知事時代に頑張らせていただいた地産外商の取り組みを国のスケールでどのように行うか、先端産業レベルでどのように行っていくか、このことが試されている」 尾崎正直さん:「(手が)動きますね」 妻・桂子さん:「(尾崎氏の肩を叩いて)よし!頑張って!」 自公政権の継続を呼びかけ、2度目の国政選挙に挑みます。 1区2区ともに与野党一騎打ちの構図となった今回の選挙。「政治とカネ」や「物価高騰対策」などを争点に12日間の選挙戦の火ぶたが切られました。 投開票は10月27日に行われ、早いところでは16日から期日前投票が始まります。
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