究極の自然葬「コンポスト葬」、日本での実施に約7割が賛成 肯定派が大半を占めるも衛生面を心配する声も
Polimill(以下、Polimill社)は、「コンポスト葬はアリか?」というイシュー(課題)への投票調査を実施し、結果を公表した。
Polimill社は、同社が運営する「Surfvote」に社会におけるさまざまな課題や困りごとをイシューとして掲載。今回は、正覚寺住職で、作家、ジャーナリストとして活躍する鵜飼秀徳氏がSurfvoteで意見を募集したとのことだ。
火葬は二酸化炭素を大量に排出し、土葬も棺や副葬品などは土に完全に孵らないことから、米国では遺体を完全に堆肥にかえす葬送「コンポスト葬」に注目が集まっているという。
日本に導入する場合、法律の問題などがあるものの、そもそもコンポスト葬自体をどのように考えるのか、調査を実施したとのことだ。
■投票結果とコメント紹介(一部抜粋・原文ママ)
●日本でのコンポスト葬はアリだと思う:69.2% 「法律はひとまず置いといて、本人、遺族が望むのであればいいと思います。考え方はいろいろあると思うが骨になって置いておくよりは自然に返してあげるのはいいんじゃないかなと思います。」
●日本でのコンポスト葬はナシだと思う:23.1% 「日本は衛生環境がとても整っていると思います。日本でコンポスト葬を行うと、腐敗が原因で起こる感染症や地下水への悪影響などの衛生面への問題が大きく起こると思います。なので日本でのコンポスト葬は環境的に不向きかなと思います。」
●その他:1.9%
●わからない:5.8%
【投票詳細】 イシュー(課題):コンポスト葬はアリか? 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス) 調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー 調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票 投票期間:2023年10月17日~11月30日 有効票数:54票
<参考> 『コンポスト葬はアリか?』
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