英サイト&サウンド誌が2024年のベスト映画リストを発表
英国映画協会(BFI)発行のサイト&サウンド誌が、2024年の映画ベスト50本を発表した。 第1位は、インド・ムンバイの病院に勤務する看護師を中心に自分の力でたくましく生きる女性たちを描き、カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを受賞したパヤル・カパディア監督・脚本の「All We Imagine as Light」。第2位は、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」のショーン・ベイカー監督がカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「ANORA アノーラ」。第3位は、ジョシュ・オコナーが恋人の幻影を追う考古学愛好家の青年を演じた「墓泥棒と失われた女神」だった。 日本関連の作品は第12位に濱口竜介監督の「悪は存在しない」、第16位にビム・ベンダース監督、役所広司主演の「PERFECT DAYS」が選ばれた。 英サイト&サウンド誌が選出した2024年の映画ベスト50本のうち、トップ10は以下の通り。 1.「All We Imagine as Light」(パヤル・カパディア監督) 2.「ANORA アノーラ」(ショーン・ベイカー監督) 3.「墓泥棒と失われた女神」(アリーチェ・ロルバケル監督) 4.「ダホメ」(マティ・ディオップ監督) 5.「Hard Truths」(マイク・リー監督) 6.「新世紀ロマンティクス」(ジャ・ジャンクー監督) 7.「ザ・サブスタンス(原題)」(コラリー・ファルジャ監督) 7.「Love Lies Bleeding」(ローズ・グラス監督) 9.「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」(バゼル・エイドラ、ユーバール・アブラハム、ハムダーン・バラール、ラケル・ゾール監督) 10.「Nickel Boys」(ラメル・ロス監督)