「宿泊税」知っている? ホテルや旅館などの宿泊者から徴収する税金 愛知 常滑市は導入決定 三重でも動きが
一方、戸田家の寺田社長は、「宿泊税」の導入についてこんな懸念を口にしました。 (戸田家・寺田順三郎社長) 「鳥羽市は『入湯税』も導入しているので、税が2つになってくると大変お客さまにご迷惑と負担になる」 鳥羽市は、「温泉の保護管理などの費用に充てる」ことを目的に温泉の利用者からすでに「入湯税」を徴収していて、戸田家の宿泊客も「入湯税」を支払っています。 さらなる負担となる「宿泊税」の導入について、鳥羽市を訪れた観光客は。 (観光客) Q 宿泊税って知っている? 「全然知らない。ない方がいいかな」 「維持するためには必要かもしれないが、払う方にとっては少しでも安い方がいい」 Q 一泊いくらなら出せる? 「1000円以下だったら、町のために応援してあげようかなという気持ちにもなる」 そんな中、愛知県の常滑市では14日、東海3県では初となる「宿泊税」の導入が決定し、来年1月6日からホテルなどの宿泊客から1泊あたり一律「200円」を徴収することになりました。 各地で導入が進む「宿泊税」。 (鳥羽市・中村欣一郎市長) 「お支払いいただく観光客にとっても、宿泊税をとられるにふさわしい観光地にしていく必要がある」 鳥羽市は、伊勢市や志摩市なども含めた伊勢志摩地域全体で一体感をもって「宿泊税」の導入に向けて調整を進め、早ければ再来年の4月にも導入したい考えです。
CBCテレビ