【NFL】QBメイフィールドとの再契約は「極めて優先順位が高い」とバッカニアーズHCボウルズ
2023年シーズンに思いがけずポストシーズン進出を果たしたことにより、タンパベイ・バッカニアーズは2024年に難しい決断を迫られることになった。バッカニアーズにはフリーエージェント(FA)になろうとしている選手が多くいるが、ヘッドコーチ(HC)トッド・ボウルズによると、クオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドを呼び戻すことが最優先事項になりそうだという。メイフィールドはバッカニアーズをNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区制覇とプレーオフにおけるフィラデルフィア・イーグルス戦での勝利に導く中で、キャリア最高のシーズンを送った。
現地27日(火)、2024年NFLスカウティングコンバインの現場から『Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)』に主演したボウルズHCは「もちろん、それは極めて優先順位が高いことだ」とコメント。
「リーグイヤーの開始までまだ数日あるが、私たちはベイカーのことが大好きだ。ベイカーはとてつもなく素晴らしい1年を過ごした。すべての面で私たちにフィットしていた。彼は全レシーバーともオフェンス全体とも相性が抜群だったのだから、そこからさらに発展させていきたいと望むのは当然だ。ビジネスの面は理解している。すでに言ったように、私たちはベイクが大好きだし、うまくいくことを願っている」
2018年NFLドラフト全体1位指名を受けたメイフィールドは、クリーブランド・ブラウンズでの4シーズンで浮き沈みを繰り返し、2022年シーズンにはカロライナ・パンサーズとロサンゼルス・ラムズの2チームでプレーした。バッカニアーズに加入した2023年シーズンには、4,044パスヤード、タッチダウンパス28回――いずれもキャリアハイ――を記録するなど、大活躍を見せている。
メイフィールドとの再契約が期待されているものの、メイフィールドとの契約がまとまっていない上に、カイル・トラスクが契約最終年を迎えようとしていることから、バッカニアーズがクオーターバックをドラフトで指名する可能性もある状態だ。