「父親のように接し…」中丸雄一と結婚した笹崎里菜を救った中山秀征の業界ノリと”楽しいお節介”
1月16日、『KAT-TUN』の中丸雄一が、元日本テレビアナウンサーの笹崎里菜と結婚したことを公式サイトで発表した。この発表に誰よりも喜びを爆発させたのが中山秀征だという。 【懐かしい!】すごい!新人女子アナ時代の笹崎里奈アナと同期の尾崎里紗アナが初々しい 《うれしいね、本当にうれしい。二人がしっかりと愛を育み、これから素敵な御夫妻になることを楽しみにしています》 中山は、所属事務所を通じてコメントを発表。自身がMCを務める『シューイチ』(日本テレビ系)での共演がきっかけでゴールインした2人に言葉を送った。そんな中山の株が爆上がりしているという。 中山といえば、松本明子や飯島直子と共演した『DAISUKI!』や、日テレが視聴率を急上昇させた時期に放送されていた番宣番組『TVおじゃマンボウ』、さらには『THE夜もヒッパレ』『おもいッきりDON!』など日テレの番組MCが多い。 「ヒデさん(中山のニックネーム)は昔ながらの“ザ・業界人”なノリで、しょっちゅう打ち上げを開き、出演者やスタッフをまとめることに長けていました。本番中も新人や、目立たない出演者を見つけるとニックネームをつけたり、変なツッコミをしたりと“楽しいお節介”が大好き。そうやって番組に溶け込ませようとしてくれるのです。 入社のとき、日テレと一悶着あった笹崎アナや、6人時代の『KAT-TUN』で『6番手』と言われていた中丸くんのことを、ヒデさんは最初からすごく気にかけていました。2人の仲を取り持ったとまでは言いませんが、彼のアットホームな雰囲気作りが良い効果をもたらしたことは間違いありません」(日本テレビの番組を多く制作するプロダクションスタッフ) 笹崎といえば’14年5月、東京・銀座のクラブでアルバイト経験があったことを理由に日本テレビから内定を一度取り消されている。それを不服として、日本テレビを相手に労働契約上の地位確認を求め、’14年11月に東京地方裁判所へ提訴。’15年1月に東京地裁が和解を勧告したことで双方の和解が成立し、’15年4月の入社に漕ぎつけた。 「研修段階から局内では腫れ物のように扱われ、3年目になってもゴールデンでの主だった仕事はありませんでした。視聴者からは局に『干されているのではないか?』という問い合わせが何度もあったそうです。世間が思っていた“派手”なイメージとは真逆で、実はかなり真面目。人付き合いもあまり器用ではありません。 自己主張も得意ではないので、『このまま終わってしまうかも…』と悩んだ時期もあったそうです。そんな彼女に中山さんが、まるで父親のように気を遣ってよく声をかけていました。実は、中山さんにも低迷した時期があり、その経験もあって周りにすごく気配りをされているのではないでしょうか」(前出・スタッフ) ’10年ごろになると、彼の“業界ノリ”の言動や雰囲気が「バブル時代のようで古い」などと囁かれるようになり、MCを務める番組が低迷。テレビで見かける機会が減っていった。そんな中山をフォローしたのが、「キム兄」こと木村祐一と言われている。 「キム兄が番組の対談相手にヒデさんを選んだり、色々な場所でヒデさんの優しい人柄や人を楽しませようとするキャラを絶賛したりしたことで、世間の彼を見る目は大きく変わりました」(バラエティ番組担当ディレクター) 現在、地上波のMCは『シューイチ』のみだが、「番組を盛り上げるゲストとして最適なキャラ」(前出・ディレクター)として引っ張りだこ。いまや所属の『ワタナベエンターテインメント』のトップに位置する存在となっている。1月26日に笹崎は、自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、フリーで芸能活動を続けていくことを表明した。 「フル稼働でないにせよ芸能活動を続けて行くとしたら古巣、日テレからのスタートが濃厚です。そこには強い味方の中山がいる。もちろん、中丸の『シューイチ』でのポジションも安泰。これからも夫婦揃って、彼のお世話になる機会は多いと思います」(スポーツ紙記者) 改めて人柄を評価され、MCだけでなく、タレントとしての評価も爆上がりしている中山。ゴールデンタイムでのMCを任される日も近いかもしれない。
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