ゴルフを更に面白くするゲーム「オリンピック」「ラスベガス」「ピンポンパン」とは? ルールと注意点を解説!
ゴルフをより面白くしてくれるゲームとは?
一般的なゴルフは4人1組で18ホールをラウンドし、ストローク数の少なさを競い合います。それでも十分に楽しめますが、ゴルフには、ゲーム要素をプラスしてより楽しめるものにする「ラスベガス」や「ピンポンパン」などといった遊び方があります。 【図解】意外と知らない…? これが接待や上司とのラウンドで役に立つ「カートの上座・下座」と「行き帰りのクルマの上座・下座」です では、ラウンドをさらに面白くしてくれるゲームには、どのようなものがあるのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)に聞きました。
「まず『ラスベガス』は4人が2チームに分かれて行う遊び方です。各ホールのティーショットの順番が1番目と4番目、2番目と3番目の人同士でペアを組み、オナーによるスキルの差ができるだけプラスマイナスゼロになるようにします。各自ティーショットを打って全員がカップインするまでプレーを進めていき、そのホールでどちらのチームがより少ないスコアで勝ったのか得点を計算します。計算方法は、ペアとなっている2人のうちスコアの良い方(少ない方)の打数を10の位に、悪い方(多い方)の打数を1の位にして2桁の数字を出します」 「例えば、1人が4打でもう1人が5打だったとした場合の得点は『45点』となります。そして相手チームの1人が5打でもう1人が6打で上がった場合は『56点』です。2チームの得点差である『11』が勝利したチームに与えられ、反対に負けたチームは『-11』となります」 「また、ラスベガスに似たチーム戦方式の遊び方として『お友達』というものもあり、こちらはティーショットを全員が打ったあとにグリーンから見て左側の2人と右側の2人で分かれて対決をし、2人の合計ストロークの差で勝敗を決めます。どちらの遊び方も、ホールごとにチームの組み合わせが変わったり特別ルールなどを加えたりすることもできるので、ゲーム展開が予想しにくいというワクワク感はあると思います」 「『ピンポンパン』は、各ホールで最初にグリーンにオンした人を『ピン』、全員がオンした段階で最もピンに近いところにボールを寄せられた人を『ポン』、最初にカップインできた人を『パン』と呼んでそれぞれ1点ずつポイントを追加し、18ホールが終了した時点で合計得点が最も高かった人を勝者とするゲームです」