ファーム日本選手権でソフトバンク前田純が粘投5回2失点…「コースをうまく使って勝負できた」
プロ野球・ファーム日本選手権（5日・ひなたサンマリン宮崎）――イースタン・リーグ覇者のDeNAがウエスタン・リーグを制したソフトバンクに6―2で快勝し、初出場でファーム日本一に輝いた。 【写真特集】ソフトバンクが4年ぶりリーグ優勝、山川穂高・有原航平ら立役者の選手らの活躍を振り返る
DeNAは四回、益子の2点適時打で先行。その後もフォードの2打席連続本塁打などでリードを広げた。ソフトバンクは九回に広瀬の2ランで反撃したが、連覇を逃した。最優秀選手には、6回無失点と好投したDeNAの庄司が選ばれた。
ソフトバンクの先発を務めた前田純が粘投した。四回二死一、二塁で、右翼方向への飛球を二塁手の広瀬が落球（記録は安打）。不運な形で2点を失ったが、5回を投げて追加点は許さず、松山二軍監督は「立派なもの」と評価した。負け投手になったものの、「コースをうまく使って勝負できた」と語った左腕。一軍デビュー戦だった9月29日の日本ハム戦でのプロ初勝利に続き、自信を深めるマウンドとなった。
