【動画解説】ゴールデンウィーク 低い山でも遭難に注意 登山は天気急変と凍結による滑落や低体温症などのおそれ
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毎年、ゴールデンウィークは山の事故が起こり、遭難者が多く出ます。平地では晴れていても、山では急に悪天になることがあります。また、気温も低いため低体温症のおそれもあり、十分な準備と注意が必要です。
ここ数年は、ゴールデンウィーク期間中の10日間前後で、全国で200人弱の遭難者が出ています。 今年のゴールデンウィークは、曇りや雨が多くなりそうですが、予報の不確実性がかなり高いため、最新の予報を確認した方が良さそうです。気温は平年より高めとなるものの、山の天気は平地とは全く異なります。
山の天気の注意点としては、平地では晴れていても山では急に雨や雷雨になることがあること。また、気温が低く、雪が残っていたり、低い山でも凍結しているおそれがあります。
このため、遭難理由としては滑落や低体温症などが多くなっています。 事前の準備として最低限、山の天気を調べておくことが大切になります。専用のアプリなどもあるので活用すると良いかもしれません。 その他にも、防寒や非常食などといった持ち物や地図を把握しておくなど万全の準備をすることが安全に繋がります。 (気象予報士・長谷部愛)