少年の遺体発見から1週間 行方不明になる直前に訪れた知人宅とみられるアパートは 浜松市
17歳の男子高校生が殺害された事件は浜名湖で遺体が発見されてきょうで1週間です。男子生徒は行方不明になる直前に浜松市内で飲食を伴う集まりに参加していたことが分かりました。 知人宅とみられる集合住宅の別の部屋に住む人 「男女で喧嘩していて「やめてー」とか「うわー」って女の子が叫んでいて、警察が来たことがある。」 知人宅とみられる集合住宅の別の部屋に住む人 「声はかけられました。 けんか売られたって言いますか、その時も何人か 4~5人くらいで行って、その中の男性が言ってきたみたいな感じで。」
9日に遺体で
9日、湖西市の浜名湖で遺体で見つかった袋井市の高校2年の少年17歳。 梅田航平記者: 「きょうで遺体発見から一週間。現場ではきょうも捜査員が遺留品などの捜索を行っている。」 遺体発見現場には規制線が張られ、16日もダイバーと思われる捜査員が、捜索の準備を進めていました。 警察は殺人事件と断定し、13日に捜査本部を設置。 捜査関係者によりますと、死因は溺死で、顔や体には殴られたようなアザが複数あったといいます。 捜査関係者 「アザは行方不明になった以降にできたもの。肺に水が入っていた。浜名湖の水かどうかはこれから調べる」 袋井市にある少年の自宅は、遺体発見現場から直線距離でおよそ34キロ離れています。 少年は4日午後7時ごろに自宅を出ていて、5日未明には浜松市内の知人の家にいたことが分かっています。 自宅を出る際、少年は家族に「遊びに行く」と伝えていましたが、7日になっても帰ってこないことから家族が行方不明届を提出。 そして9日、遺体で発見されました。
アパート
梅田航平記者 「こちらが少年が最後に目撃されたとみられるアパートです。住民によるとシートで覆われた部屋で男女の出入りがあったということです。」 捜査関係者によりますと、浜松市内の知人宅では複数人の男女が集まり、飲食をしていたといいます。 このうち、参加者の男性と少年の間で何らかのトラブルがあり、2人で外出した後、少年とは連絡が取れなくなったということです。 少年が訪れたアパートの別の部屋の住人に話を聞くことができました。 知人宅とみられる集合住宅の別の部屋の住む人 「警察の人が日曜日(11日)に私に話を聞きに来て、行方不明者がこの辺で4日の夜から5日の朝までに来たが知っていますか?変わったことありますか?と言われたので、外国の言葉をしゃべる女の子や男の子、8人ぐらいが夜居たことはありましたよという話はした」 関係者によりますと、4日の夜に自宅を出た少年は、5日の未明に友人と共にこのアパートを訪れていたといいます。 知人宅とみられる集合住宅の別の部屋の住む人 「4日の夜は人数が8人ぐらいはいたので、すごくいっぱいで話し声が聞こえた。いつもけんかしている音で、警察が来たりしてたので、普通の楽しそうな話し声だったから、そんなにうるさいとは思わなかった。」 少年の知人宅には以前にも警察が訪れていたといいます。 知人宅とみられる集合住宅の別の部屋の住む人 「男女でけんかしていて「やめてー」とか「うわー」って女の子が叫んでいて、警察が来たことがある。誰が住んでいるかよく分からない」