ひこぼしライン燃料電池バス 大分県産のグリーン水素で初運行
水素を活用した燃料電池バスの実証運転が行われているBRTひこぼしラインが17日、CO2を排出せずに造られる大分県産のグリーン水素で初めて運行しました。 日田市と福岡県添田町を結ぶBRTひこぼしラインでは水素を活用してCO2を排出せずに走る燃料電池バス1台が先月導入され、実証運転が行われています。大分県内では九重町にあるプラントで地熱発電を利用し、製造過程でもCO2を排出しない「グリーン水素」が製造されていて、今月14日ひこぼしラインに提供されました。 九重町の水素製造プラントは大林組が大分市内の企業の協力で設置し、2年前から県内外に出荷しています。今回ひこぼしラインに供給された水素は25キロで、約1000キロの走行が可能だということです。グリーン水素を使った燃料電池バスは17日、初めて添田から日田の間をトラブルなく運行しました。
大分放送