青森県内の高校生たちが、パリオリンピック選手からボートで移動する競技、ローイングの技術指導を受けました。 青森県むつ市で開かれたローイング教室には、NTT東日本の選手たち15人が訪れ、むつ工業高校や青森西高校など、県内5校から合わせて43人が参加しました。 ローイング競技とは、これまでボート競技という通称で親しまれていた「漕艇」のことで、2023年1月から国際ローイング連盟が競技名を変更しています。 NTT東日本ローイング部は、国内の大会などで好成績を収める屈指の名門チームです。 この日は雨のため、体育館となりましたが、高校生たちはパリオリンピックに出場した宮浦真之選手や田名部高校出身の佐々木心選手からも直接指導を受けました。 ボートの漕ぎ方を再現するマシンを使いながら、足と上半身、腕の連動や自分の漕いだ力をスピードアップにつなげられる伝え方を学んでいました。 NTT東日本青森支店では、地域のスポーツ振興を通じて青少年の育成に貢献しようと、2017年度から県内でローイング教室を開いています。