横浜の陸と海をシームレスに移動 水陸両用バスの新車両がお披露目
撮影:齊藤真菜
横浜・みなとみらいで水陸両用バスの社会実験が始まり、地元デザイナーの天野和俊さんがデザインを手がけた新車両がお披露目。関係者の試乗が行われた。
赤と青を基調にし、一頭のクジラをイメージした車両は、8トントラックの車体をベースに国内で新たに開発したもの。車と船舶の2種類のエンジンとハンドルを有し、一級小型船舶操縦士と大型二種免許の両方を取得したドライバー/キャプテンが運行する。水上での速度は最高7ノット。定員は44人。
2020年3月末まで行われる実験では、観光名所と海を結ぶ2つのコースで運行。横浜の街並みを陸と海から眺めながら、非日常的な乗車体験を楽しむことができる。市民向けの営業運行は8月10日からを予定。 (齊藤真菜)