ソフトバンク育成の大砲候補や16歳外国人がドームで柵越え披露 ルーキー4人が2軍戦前に練習「いつかは試合で」
◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク―中日(5日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクに今季加入したルーキー選手が2軍選手に交じってドームでの練習に参加した。この舞台でプレーする思いを強く心に刻んだ。 ■中日移籍のあの人が古巣ナインと再会【写真】 参加したのは、ドラフト7位の藤田悠太郎捕手(19)=福岡大大濠高=、育成ドラフト3位の佐倉俠史朗内野手(18)=福岡・九州国際大付高=、同4位の中澤恒貴内野手(18)=青森・八戸学院光星高=、新外国人のデービッド・アルモンテ内野手(16)。 4人はフリー打撃をした後、2軍の選手たちと一緒に守備練習をして汗を流した。藤田は「新鮮だった。気持ち的には、実力で(1軍に上がって)練習をしたいので、まずはしっかり筑後で自分がやれることをやるしかない」と強調した。 フリー打撃で柵越えの打球を放った佐倉は「楽しかった。2軍選手は意識が高く、練習から試合を意識しているのが伝わってきた。練習ではなく試合でやりたい」と意気込んだ。アルモンテも柵越えを連発し、パワーをアピールしていた。 森笠繁4軍打撃コーチは「多少、緊張感を持ってやっていた。いい経験ができたと思う。あとは自分の力で試合ができるように。いい目標になるんじゃないですか」と目を細めた。 (浜口妙華)
西日本新聞社