「絶対楽しい作品になる!」林翔太&室龍太共演ミュージカル『WHERE'S CHARLEY?チャーリーはどこだ!』本日開幕
『ガイズ&ドールズ』(1950/ブロードウェイ初演年。以下同じ)や『ハウ・トゥー・サクシード』(1961)などの作詞・作曲を手掛けたフランク・レッサーと、『オン・ザ・タウン』(1944)や『ワンダフル・タウン』(1953)などの演出、『パジャマ・ゲーム』(1954)や『ダム・ヤンキース』(1955)などの脚本・演出を手掛けたジョージ・アボット。今なお上演機会の多い名作ミュージカルを数多く生み出したふたりによるコメディミュージカル『WHERE'S CHARLEY?』(1948)が、本日4月22日(月)より日本青年館ホールにて、『WHERE'S CHARLEY?チャーリーはどこだ!』として上演される。 物語の舞台はヴィクトリア朝末期、独身の男女が立会人なしに異性と食事を共にすることが許されなかった時代の英国。ルームメイトのチャーリー(林翔太)とジャック(室龍太)は、名門オックスフォード大学卒業を間近に控え、想いを寄せるエイミー(蘭乃はな)とキティ(敷村珠夕)とのランチを計画する。チャーリーの叔母ドナ(彩乃かなみ)が立会人を務めるはずだったが、彼女が現れなかったため、やむなくチャーリーが女装してドナになりすますことに。そこにジャックの父フランシス(鈴木壮麻)とエイミーの叔父スペッティギュー(福田転球)が現れ、お金目当てでチャーリー扮するドナに言い寄り始めて――? ミュージカル経験豊富な林は、「お話をいただいた時に、大げさじゃなくガッツポーズしたんです。ミュージカルが大好きなので、ブロードウェイミュージカルに携われるのはすごく嬉しいこと。無条件で笑って、楽しんでもらえるような作品づくりをみんなで頑張ってやっていきたい」と笑顔。一方、2回目のミュージカル出演となる室は、「緊張と楽しみが半々な気持ちではあるんですけど、出演させていただくからには全力で楽しみたい」と緊張気味に話す。だがふたりとも、最後には「絶対楽しい作品になる!」と力強くコメント。中屋敷法仁演出のもと、ふたりが実力派共演陣と共に、往年の名作をどう描き出すのかに注目したい。 文:熊田音子 <公演情報> ブロードウェイミュージカル「WHERE'S CHARLEY? チャーリーはどこだ!」 原作:ブランドン・トーマス「チャーリーの叔母さん」 作:ジョージ・アボット 音楽:フランク・レッサー 演出:中屋敷法仁 上演台本:勝田安彦 訳詞:山内あゆ子 音楽監督・編曲:栗山梢 出演: チャーリー・ウィカム:林翔太 ジャック・チェスニー:室龍太 エイミー・スペッティギュー:蘭乃はな キティ・ヴァーダン:敷村珠夕 ドナ・ルーシア・ダルヴァドレス:彩乃かなみ スペッティギュー:福田転球 サー・フランシス・チェスニー:鈴木壮麻 【東京公演】 2024年4月22日(月)~4月29日(月・祝) 会場:日本青年館ホール 【大阪公演】 2024年5月18日(土)・19日(日) 会場:森ノ宮ピロティホール