左から「クリーニングデイ丹後」運営メンバー廣瀬純乃さん、中井成美さん、甲斐少夜子さん（写真提供＝クリーニングデイ丹後）

　フリーマケットイベント「クリーニングデイ」が10月19日、「島津ふれあいセンター」（京丹後市網野町島津）、網野町浅茂川、久美浜町海部、大宮町奥大野の個人宅で同時開催される。主催は「クリーニングデイ丹後」の中井成美さん、廣瀬純乃さん、少夜子さん。（京丹後経済新聞） 【写真】前回の様子 さまざまな商品が並んだ（写真提供＝クリーニングデイ丹後） 　2012年にフィンランドで始まったクリーニングデイ。「リサイクル・アップサイクルのハードルを下げる」「地域交流」「セルフ・オーガナイズ」をコンセプトに、「誰でも」「どこでも好きな場所」でクリーニングデイの名前を借りて、フリーマーケットができる仕組みを提供する。イベント当日にさまざまなところでフリーマーケットが行われ、それらを巡ることで地域の新しい魅力に気づくことができるという。 　同市では中井さんが今年5月に初開催し、今回で2回目。1回目は6組が出店し、20人ほどが訪れた。中井さんは「イベントを開催してみて、フリーマケットと伝えると気軽に来てもらえることが分かった。参加者から秋にもやってほしいと声をかけてもらい、10月の開催を決めた」と振り返る。 　島津ふれあいセンターには、豊岡の「クリーニングデイみなと」も参加し、市内外からさまざまな人が出店する予定。浅茂川の会場では、洋服やテキスタイル、海部では古民家の蔵にあった食器、奥大野では雑貨を中心に販売するという。「各会場で出すものも異なるので、全て巡ってもらえたら」と中井さん。 　今後の展望については、「年1回は開催していきたい。継続することで、捨てないでイベントまで取っておこうと思う人が増えれば。丹後は古民家も多く、古い町並みやものの良さが残っている。イベントを通して、古いものの良さを残すきっかけにもなれば」と意気込む。 　開催時間は10時～15時。会場の住所などはインスタグラムで知らせる。出店者も10月18日まで募集している。