【速報】京都国際、青森山田を破り初の決勝進出! 今春選抜のリベンジ達成、府勢66年ぶり優勝へ王手【甲子園準決勝・第2試合】
第106回全国高等学校野球選手権大会は21日、阪神甲子園球場で第13日を迎え、準決勝・第2試合で京都国際(京都)と青森山田(青森)が対戦。1点を争う好ゲームは、京都国際が3-2で勝利。今春のセンバツ甲子園のリベンジを果たし、春夏通じて初の決勝進出を決めた。 【表】夏の甲子園2024 組み合わせトーナメント表 青森山田は、背番号「11」の2年生右腕・下山大昂が3試合連続の先発。京都国際は、エースの中崎琉生が先発マウンドに上がった。 京都国際は初回、1死から死球と二盗で得点圏に走者を進めたが、無得点に。対する青森山田はその裏、2つの四球などで1死一、二塁とすると、4番・原田純希がライトへの先制タイムリーツーベース。さらに5番・吉川勇大が犠飛を打ち上げ、この回2点を挙げた。 その後は、先発した両投手が落ち着いたピッチングを見せて得点を与えず。京都国際は5回から背番号「11」の2年生左腕・西川一毅、青森山田もクーリングタイム明けからエースの関浩一郎への継投策へ移った。 反撃したい京都国際は6回、1死から連打と死球で満塁の好機を迎え、5番・長谷川颯の2点タイムリーで同点。さらに、6番・服部颯舞の投ゴロの処理にもたつく間に三塁走者が生還。青森山田・関の代わり端に3点を奪い、一気に試合を引っくり返した。 4回からマウンドに上がった京都国際・西村は、キレのある速球と決め球のチェンジアップが冴え、青森山田打線を圧倒。1点差で迎えた最終回も4番から始まる好打順を抑え、京都国際が全国制覇へ王手をかけた。
ベースボールチャンネル編集部