実写ドラマ「つづ井さん」10月10日から放送開始 つづ井さん役はTVドラマ初主演の藤間爽子
大人気エッセイコミックシリーズをドラマ化する「つづ井さん」が、読売テレビ「ドラマDIVE」で10月10日から放送がスタートすることがわかった。つづ井さん役は藤間爽子が務め、ソロビジュアルも披露された。 筋金入り「オタク女子」つづ井さんと愉快な仲間たちが繰り広げる、なんでもないけど最高に楽しい推し活ライフを綴った原作の「つづ井さん」シリーズは、些細な喜びを限界値まで昇華する彼女達の生き方が、親しみやすさや実話ならではのリアルさで共感を呼んでSNSを中心に話題となり、累計90万部を突破。「腐女子のつづ井さん」は2017年に「第20回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれ、「裸一貫!つづ井さん」では2019年に「第3回マンガ新聞大賞」にて大賞を受賞。著名人にも原作ファンが多く、宇垣美里、お笑いトリオ「ぼる塾」の田辺などが番組などでも紹介し、ファンを公言している。 主人公・つづ井さんを演じる藤間は、2017年に連続ドラマ小説「ひよっこ」でデビューを果たし、ドラマ「マイファミリー」では犯人役で大きな話題を呼んだ。また、俳優としての活躍が目覚ましいなか、「三代目 藤間紫(ふじま・むらさき)」として日本舞踊紫派藤間流の家元も務めている。今回の「つづ井さん」がテレビドラマ初主演作となった。 1・2・3・4話には高校在学時に執筆した「正しいバスの見分けかた」が第14回伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞短編の部において、グランプリを映画祭史上最年少の18歳で受賞し、今年11月には自身初の長編映画「左様なら今晩は」が公開予定の高橋名月、5・6・7・9話には卒業制作映画「からっぽ」がPFFアワード2018に選出し、エンタテインメント賞(ホリプロ賞)を受賞、近年では「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」「バツイチがモテるなんて聞いてません」などで監督を務めるのむらなお、8・10・11・12話には2020年に初短編映画「WAO」が数多くの映画祭に選出され、2023年には短編映画「ビー・プリペアード」が第36回東京国際映画祭でAmazon Prime Videoテイクワン賞審査員特別賞を受賞し、「体感予報」「#居酒屋新幹線2」などで多方面から高い評価を得る安村栄美といった若手監督が起用されている。なお、脚本は「山田孝之の東京都北区赤羽」「竹内涼真の撮休」など多くの話題作を手がける竹村武司が務める。 なお、つづ井さんの“前世からの友”であるMちゃん、オカザキさん、ゾフ田、橘を演じるキャストは、9月6日より毎日1人ずつ公式SNS(公式X/Instagram/TikTok)で解禁される。 「つづ井さん」は、10月10日24時59分より、読売テレビ・ドラマDIVEにて地上波放送開始。コメントは以下の通り。 【藤間爽子(主演)】 この度つづ井さんを演じさせて頂くことになりました。 最近では5人に1人は推し活をしていると言われている時代です。 原作の漫画を読ませて頂いたのですが本当に面白くて元気を頂きました。 これが作り話ではなく、こんな面白い人たちが実際に実在していて、こんな楽しいことが繰り広げられているなんて驚きです。羨ましいです。 好きなものを好きと正直に言える純粋な5人の姿に、思わず笑みがこぼれてしまい、微笑ましく思えてしまう一方で、逞しくも見えてきます。 いま絶賛撮影中なのですが、撮影も毎日楽しくて楽しくて仕方がありません! 大人であることを忘れて、みんなと筋肉痛になるくらい真剣に遊んでいます。 ユーモア溢れるつづ井さん。あたたかくも真っ直ぐなつづ井さん。 日々演じながらたくさん刺激を頂いているところです。 またつづ井さんをはじめ、個性豊かで愛らしすぎる友人たち、Mちゃん、オカザキさん、橘、ゾフ田たちにも大注目です!見てくれる人たちみんなにハッピーをお届けできたらと思います。頑張ります。 【原作者・つづ井さん】 こんにちは、つづ井です! この度は、私(たち)の楽しいささやかな日常をドラマ化していただけるということで、これまで生きてきて一番「人生ってこんなことあるんだな~」と驚いております。このような機会に恵まれたのも、いつも応援してくださる読者の皆さま、愉快な友人たち、優しい担当編集さん、家族、挙げたらきりがないですが、とにかく周りの人たちのおかげだと心から感じます(それとちょっぴりは私自身の頑張りと運♪)。本当にありがとうございます!友人たちとテレビの前でうちわ持って視聴するのが今から楽しみです! 【読売テレビプロデューサー・田渕草人】 一介のオタクとして前世からの友と共にとことん自由に人生を楽しむ“実在の人物”つづ井さんなので、ドラマ・映画・日本舞踊の家元とジャンルを超えて活躍する藤間爽子さんなら、その生き様を身も心も面白がって演じてくださるのではないかと。事実、鼻の穴にイヤフォンを突っ込んでの熱演は感動の一言でした。 あと、日本舞踊仕込みの体幹の強さは相撲最強のつづ井さんにぴったりだなとも思いました。笑