大の里11連勝 大関昇進目安33勝にあと1 2差、3人に
大相撲秋場所(両国国技館)11日目の18日、関脇大の里(津幡町出身、二所ノ関部屋)は西前頭4枚目の琴勝峰を押し出し、初日からの連勝を11に伸ばした。直近3場所で通算32勝となり、大関昇進の目安とされる33勝まであと星一つとなった。 【写真】琴勝峰(左)と攻め合う大の里。押し出しで下す=両国国技館 大の里は琴勝峰を一気に攻め込みながら、土俵際のいなしに泳いで横転。物言いがつくも相手の足が先に出ていたとして、軍配通りの勝利をつかんだ。八角理事長(元横綱北勝海)は「前に出ているし、危なくはない」と評価した。 単独首位に立つ大の里を追う2敗は関脇霧島、平幕の錦木、高安の3人に絞られた。12日目は幕内優勝経験者で元関脇の若隆景との一番となる。