さらに凄みを増した菅野智之選手【立浪和義の超野球論】
変更の真意は?
5勝、防御率1.69はいずれもリーグトップ[8月2日現在]
巨人・菅野智之選手が、開幕からまさに“エース”のピッチングを続けています。 6試合に投げ、5勝0敗。残り1試合もチームは勝利しています。内容的にも、すでに2完封を飾り、全試合100球以上を投げています。序盤は今回の変則日程もあり、さすがの菅野選手も調整が難しかったのでしょう。ややムラもありましたが、徐々に安定してきました。打線とのかみ合わせもよく、今季は120試合制ではありますが、かなりの勝ち星を挙げそうです。 開幕前、話題となったのは、上体だけをセカンド側にひねってからのフォームです。 今回のフォーム変更について、本人と話したことはないので本当のところは分かりませんが、あるとしたら体の開きが早いという意識からでしょうか。少しでも遅らせたいと思ったのかもしれません。 もしそうだとしたらですが、これは意外と難しい面があります。体のメカニズムとして、打者であれば、開きを気にして体を捕手側に回してしまう選手がいますが・・・
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週刊ベースボール