中尺パターに、トラックマンも!?「クラブ・オブ・ザ・イヤー」を選出した10人のギア賢者が特別賞にノミネートした今年の注目ギアは?
毎年発表している「クラブ・オブ・ザ・イヤー」。その選考に携わった10人のギア賢者たちは今年の特別賞候補に何をあげたのか。クラブ(ドライバーやアイアン以外)やシャフト、練習器具など、ギア賢者たちの注目を集めたアイテムを紹介!
賢者たちをうならせたクラブは…!?
●勝又崇之プロ「APEX UW、自分も使ってみたいです」 ・キャロウェイ「APWX UW」 UTとFWのいいとこどりをしたモデルで、操作性が高くボールコントロールがしやすい。強い球やめくれる弱い球を打ち分けられます。友達のプロゴルファーにもUWを入れている人が多く、ツアーで使用しているプロも多いと聞きます。 ●山崎康寛氏(クラフトマン)「G430 MAXのFWはどんなゴルファーにもフィットしそう」 ・ピンゴルフ「G430 MAX」FW FWが苦手な方でもやさしく打てる。ミスヒットに強く、球が上がりやすい。飛距離性能も高く、シャフトを合わせればヘッドスピードやレベルを問わず使えるのでは。
●松吉宗之氏(クラブ設計家)「中尺パターが”普通”になる日も近いかも…!」 ・中尺パター リッキーの復活優勝で、オデッセイ「Versaジェイルバード」に代表されるネオマレット形状のパターに中尺シャフトを装着したモデルが話題に。 長尺やアームロックなど、打ち方を変えることでパッティングのイメージを変えるものではなく、通常ストロークの延長で使える性能がとても良いです。 ●堀口宜篤プロ「ジェイルバードはアドレスもストロークも安定させてくれる!」 ・オデッセイ「Versa ジェイルバード」 2014年の発売当初は目立ったパターでなかったにもかかわらず、PGAツアーで数々の優勝を遂げたパター。 中尺にリメイクされたジェイルバードはアドレス時に頭が高い位置を保てるので、グリーン全体の景色が見やすくなり、ツートンカラーでストロークも安定します。
シャフトや測定器を候補にあげた人たちも…!
●合田洋プロ「RAUNEは全てのプレイヤーにマッチさせられる!」 ・グラファイトデザイン「RAUNE」 番手別設計が施されているのか、番手が上がるにつれて上がりやすさを感じさせる面白いシャフト。ユーザーに「番手を選ぶ楽しさ」を想起させるシャフトだとも言える。重量帯も豊富で、全てのプレーヤーにマッチさせられるモデルだとも思う。 ●高梨祥明氏(ゴルフギアライター)「フジクラの今後の進化にも期待」 ・フジクラ「TRAVIL IRON」 カーボン、ラバー、ステンレスのマルチコンポジットに今モデルだけに止まらない可能性を感じたから。