シュトゥットガルトのプレミアムブランド「メルセデスの中古車」を徹底チェック その品質はイメージと一致しているか?
メルセデス・ベンツの中古車購入のヒント
シュトゥットガルトのプレミアムブランド、メルセデス・ベンツは気高い評判を得ているが、果たして中古車の品質はそのブランドイメージと合致しているのだろうか?
カール ベンツがガソリンエンジンを搭載した自動車の特許を申請して、1886年に創業したシュトゥットガルトに本拠を置くメルセデス・ベンツは今や高級車ブランドの一つとして君臨している。 そして、メルセデス・ベンツが提供する高い品質を享受するには、普通の収入ではほとんど不可能だ。メルセデスの新車を買いたければ、潤沢な資金が必要なのも事実だ。
では、メルセデスのすべてが順調なのか?そうとも言えない。振り返ってみれば、90年代のように悪評を買った時期もあったし、シュヴァーベン初の電気自動車「EQC」は、野心的な誤算に分類されるに違いない。 AUTO BILDが所有する赤い「A 180」は何ら問題なく44万キロに向かって行進しているし、「W204 Cクラス」は2022年末にガソリンモデルとして50万キロの長距離耐久テストの壁を破った!
中古車を購入してメルセデスを賢く手に入れることはできるか?
Aクラス、Bクラス、Cクラス、Eクラス、Sクラス、そしてCLA、GLC、GLEの長所と短所、価格、特に注意すべき点などについてメルセデスの中古車をチェックしていこう。
メルセデスEQC
EQCシリーズはブレーメン工場の生産ラインからロールオフされた。当初は順調に生産が進んだが、その後需要が減少。メルセデスはこのシリーズをわずか4年、2023年に終了させた。EQCはGLCより10センチ長いが、650キロのバッテリーパックがかなり大きなスペースを取るため、際立って広いわけではない。しかし、1.8トンまでの牽引能力は非常に優れている。残念なのは、このメーカーらしく、追加料金のリストが非常に長いことだ。
AUTO BILDからのヒント: 408馬力のシステム出力と760Nmのトルクを持つEQCは、2.5トンの無積載重量でも十分な動力性能を発揮する。大容量のバッテリーを搭載しているにもかかわらず、航続距離は日常的な組み合わせで300km強が現実的だ。オプションのドライビングアシスタンスパッケージを装着すれば、EQCは驚くほどスムーズな半自動運転を実現する。中古価格は比較的控えめだ。