松本人志が文藝春秋への訴えを取り下げ、活動再開について吉本興業は「相談の上決まり次第お知らせ」
「週刊文春」の発行元である株式会社文藝春秋を提訴していたダウンタウン松本人志が、訴えを取り下げ裁判を終結させたことがわかった。松本の代理人を務める八重洲総合法律事務所が本日11月8日、吉本興業のオフィシャルサイトにて発表。公開された代理人弁護士のコメントでは「裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることといたしました」と説明されている。 【写真】「M-1グランプリ2024」で優勝した令和ロマンにトロフィーを渡す松本人志 松本は、昨年12月27日の週刊誌報道に関して文藝春秋ほか1名を提訴。名誉毀損にもとづく損害賠償と訂正記事による名誉回復を求めていた。また裁判への対応のため、松本は今年1月から活動休止している。 吉本興業は関係各所やファンにお詫び。松本の活動再開については「関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます」としている。 なお「週刊文春」側は「本日お知らせした訴訟に関しましては、原告代理人から、心を痛められた方々に対するお詫びを公表したいとの連絡があり、女性らと協議のうえ、被告として取下げに同意することにしました。なお、この取下げに際して、金銭の授受等が一切なかったことは、お知らせのとおりです」と編集長竹田聖氏のコメントを発表した。 ■ 松本人志の代理人弁護士が発表したコメント全文 これまで、松本人志は裁判を進めるなかで、関係者と協議等を続けてまいりましたが、松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました。そのうえで、裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることといたしました。 松本において、かつて女性らが参加する会合に出席しておりました。参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます。 尚、相手方との間において、金銭の授受は一切ありませんし、それ以外の方々との間においても同様です。 この間の一連の出来事により、長年支えていただいたファンの皆様、関係者の皆様、多くの後輩芸人の皆さんに多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことをお詫びいたします。 どうか今後とも応援して下さいますよう、よろしくお願いいたします。 以上 松本人志氏 代理人 八重洲総合法律事務所 弁護士 田代政弘 弁護士 栗原正晴 弁護士 桶谷侑平