日本海の天然クロマグロ初水揚げ 境港に20トン 1982年以降最も早く(鳥取)
山陰中央テレビ
今年もシーズン到来です。 日本海で獲れた天然のクロマグロが、21日朝、境港に初水揚げされました。 午前7時半ごろの境港、岸壁に横付けされた船からクロマグロが次々と水揚げされました。 このクロマグロは、宮城県のまき網船団が20日、石川県の能登半島沖で獲った約20トンで、境港では記録が残る1982年以降、最も早い初水揚げとなりました。 水揚げした日吉丸・菅野功八船長: 「初物から大きいのが取れたのでうれしい。今後も期待している」 競り場に並べられたクロマグロは重さ100キロ前後のものが中心ですが、中には200キロ近い大物も並びました。 「手締め」のあと始まった初競りでは、2023年を上回る1キロ当たり2900円を超える高値もついていました。 境港天然本マグロPR推進協議会・島谷憲司副会長: 「脂がのって良質なマグロだと思う。単価的に安定した買いやすい値段だと思うので、皆さんに味わって欲しい」 日本海のクロマグロは乱獲を防ぐため漁獲枠が設けられていて、境港での水揚げも、漁獲枠を越えない範囲で7月中旬ごろまで続く見込みです。
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