私が描いた絵、パンやお菓子に! 児童の14作品、職人が再現 富士で3日間限定販売
富士市の吉原菓子組合は8~10日の3日間限定で、地元の小学生が思い思いに描いたイラストを再現した和洋菓子やパンを販売する。子どもたちの創造力を育み、地域活性化にもつなげようと、企画した。 同市の青葉台小と吉永二小の児童クラブに通う1~6年生から寄せられたイラストは約100点。テーマは「秋」で、ハロウィーンや紅葉をイメージした作品が多かったという。各店主がふさわしいアイデアを選び、計14点を商品化した。 モミジ型のクッキーや、秋の味覚をふんだんに使ったモンブラン、栗のどら焼きなど多種多様。同市今泉の老舗パン屋「小麦畑松林堂」はおばけやカボチャ、栗をモチーフにしたパンを並べる。店主の佐野健太郎さん(49)は「味にも見た目にも職人の技術が光っている。子どもたちには、いつも見ているショーケースに自分の考えた商品が並んでいる特別感を楽しんでもらえたらうれしい」と目を細めた。 この他の参加店は次の通り。取扱商品の問い合わせは各店へ。 コンディトライ東洋堂、プチ・ラパン(伝法)メモワール(富士見台)田子の月(市内各店舗)菓子処たかぎ(中央町)
静岡新聞社