【マイルCS】ブレイディヴェーグ“キレッキレ”宮田師も舌巻く動き、3頭併せラスト11秒3
<マイルCS:1週前追い切り> マイルCS(G1、芝1600メートル、17日=京都)の1週前追い切りが6日、東西トレセンで行われ、府中牝馬S1着のブレイディヴェーグ(牝4、宮田)が“キレッキレ”の脚を見せつけた。 美浦ウッドで中ロジシルバー(古馬3勝クラス)、外ジーククローネ(古馬1勝クラス)と3頭併せ。2頭を1秒以上追走し、直線半ばまで2馬身ほど差があったが、ゴール前で急加速。中に併入、外に1馬身先着した。時計は6ハロン82秒5-ラスト11秒3。 宮田師は舌を巻いた。「前回よりキレッキレ。活気があって変わらずいい動きですね」。脚部不安で11カ月ぶりの前走は、仕上がり途上も上がり最速タイの32秒8で差し切り勝ち。「いい状態で帰ってきて、1つ不安は和らぎました」と上積みを強調する。初のマイル戦はキャリア最短距離。「チャレンジですが、トップマイラー相手にどんな走りをするのか楽しみです」と期待に胸をふくらませた。【桑原幹久】