指揮官一問一答 ヤクルト・高津臣吾監督、村上の執念へッスラV打に「大きな、大きな1点」
セ・リーグ、巨人0―3ヤクルト、10回戦、ヤクルト6勝4敗、22日、東京D)ヤクルトは今季3度目の3連勝で、中日と代わってセ・リーグ5位に浮上した。0―0の八回に村上宗隆内野手(24)が一塁にヘッドスライディングで、決勝の適時内野安打をマーク。投手陣も零封リレーを見せた。高津臣吾監督(55)の主なコメントは以下の通り。 【写真】主砲の執念!ヤクルト・村上宗隆がへッスラで内野安打に ――先発のサイスニードが6回無失点 「丸選手にはちょっと打たれたりもしたけど、1本打たれた後はしっかりと抑えたので、こういうゲームの形を作ることができた」 ――村上の執念 「決して当たりはよくないけど、大きな、大きな1点ですね。その後につながったサンタナが2ランを打つわけですから。どの打撃も非常に大きな一打だった」 ――村上は調子が悪い中でも気迫を見せた 「本人は苦しいでしょうけど、しようがないですね。それに耐えて貢献してくれないと。その姿勢だけは持ってグラウンドに立ってくれていると思う。引き続き状態が上がるのを信じて、いろんなことに取り組んでほしい」 ――救援陣は流れを渡さず 「(七回に代打)ノリ(青木)のところで一回勝負をかけて、安打は出なかったけど、その後の投手も非常に粘ってくれた。完投しろとは言っていないし、何とかつないでいい形でゲームが終われたらと思っていた。これだけ投手が踏ん張って、4人でゼロで抑えたわけですから、非常によく頑張ったと思います」 ――接戦で勝利 「今日もコツコツと1死ずつ重ねて、出塁し、なかなか点は取れなかったけど、1点ずつということは話していた。それがうまくいったかどうかは別として、ひたむきに少しずつ成長していく、進歩していくっていうのを実感として感じます。ここ数試合、いい試合が続いていると思います」 ――村上は全体練習後にも個別練習。その姿勢は 「しんどいと思いますよ。心も体もね。でも、しようがない。うちの4番なんだから。やっぱり結果を求められるわけだから。頑張るしかないと思います。頑張っていますけどね」