東証大幅反落、終値730円安 半導体株の売り注文膨らむ
16日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が5営業日ぶりに大幅反落した。下げ幅は一時800円を超えた。終値は前日比730円25銭安の3万9180円30銭。オランダの半導体製造装置大手ASMLが前日に発表した7~9月期決算で受注高を前期比で大きく減らしたことが判明し、東京市場でも半導体関連株の売り注文が膨らんだ。 前日は米国市場でも半導体関連企業の株価が大幅安となり、その流れが波及した。半導体関連大手の東京エレクトロンやレーザーテックなどが売り込まれた。 東証株価指数(TOPIX)は32.91ポイント安の2690.66。出来高は約16億1500万株。