土壇場弾で無敗記録を継続のレバークーゼンがウェストハムを下して準決勝進出!【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのウェストハムvsレバークーゼンが18日に行われ、1-1の引き分け。2戦合計スコア1-3でレバークーゼンが準決勝進出を決めた。 先週行われた1stレグを0-2で敗れたウェストハムは、直近のフルアム戦から先発を4人変更。イングスやパケタ、エメルソンらに代えてボーウェンやエドソン・アルバレス、ズマらを先発で起用した。 一方、1stレグで先勝したレバークーゼンは、リーグ優勝を決めた直近のブレーメン戦から先発を6人変更。ボニフェイスやホフマン、GKフラデツキーらに代えてシック、ヴィルツ、パラシオスらを先発で起用した。 試合は立ち上がりからリスクを冒して前に出るウェストハムペースで進むと、早い時間にスコアが動く。13分、バイタルエリア右手前でボールを受けたボーウェンがゴール前へクロスを供給すると、走り込んだアントニオがヘディングでゴールネットを揺らした。 先制点で勢いづくウェストハムは、25分にもクドゥスの左クロスをファーサイドに走り込んだボーウェンに決定機が訪れたが、右足ボレーで合わせたシュートはGKコヴァルの好セーブに防がれた。 立ち上がりから劣勢の時間が続くレバークーゼンは、29分にすでにイエローカードを受けていたコスヌを下げてタプソバを投入し、守備にテコ入れを図る。 ハーフタイムにかけても主導権を握ったウェストハムは、何度かゴールに迫る場面を演出したが、追加点は生まれず。前半は1-0で終了した。 迎えた後半、レバークーゼンはシックとテラを下げてボニフェイスとフリンポンを投入。すると66分、ボックス右横でパスを受けたフリンポンが直接ゴールを狙ったが、これはGKファビアンスキに弾かれた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。このまま試合終了かと思われたが、レバークーゼンは終盤に試合を振り出しに戻す。 89分、ドリブルで持ち上がったスタニシッチのスルーパスに反応したフリンポンがボックス右から侵入。相手DFとの駆け引きから鋭くカットインし左足を振り抜くと、クレスウェルにディフレクトしたボールがゴール左に吸い込まれた。 結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。土壇場で追いつき無敗記録を継続したレバークーゼンが、2戦合計3-1で準決勝へ駒を進めた。
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