工場や製造現場の従業員の健康管理サービス「Factory Aile」に熱中症リスクを可視化する新機能
アツラエは、工場や製造現場などで働く従業員の健康状態をモニタリングするサービス「Factory Aile」に、従業員の熱中症リスクを可視化する新機能を追加した。 【もっと写真を見る】
アツラエは6月17日、工場や製造現場などで働く従業員の健康状態をモニタリングするサービス「Factory Aile(ファクトリーエール)」に、従業員の熱中症リスクを可視化する新機能を追加した。 Factory Aileは、従業員にApple Watchを付けるだけでヘルスケアデータを蓄積し、従業員の健康状態をモニタリングできるサービス。 またヘルスケアデータの異常数値や転倒を検知した場合、アラート情報を管理者や周囲の従業員にも通知できるほか、高所や高温な場所での作業や一人作業時の安全対策、または従業員の健康管理の一貫として活用できる。 新機能では、従業員が装着するApple Watchから取得したヘルスケアデータをもとに、熱中症の疑いを検出。熱中症の疑いを検出した場合、管理者や周りの従業員にアラートを発信し、熱中症予防に役立てられるとする。 なお、新機能のアルゴリズムは、厚生労働省が令和2年度に発表した「熱中症が発生するしくみと それに基づく有効な対策」で示されている内容やApple Watch特有のセンサーで得られるデータを元に開発しているという。 Factory Aile管理者機能 ・ダッシュボードでトレンド表示 管理者用ウェブサイトを通じて、装着者一人ひとりのヘルスケアデータなどのトレンドをグラフなどで確認できる ・異常数値や転倒検知の通知 装着者のApple Watchで異常な数値や転倒検知が記録された場合は通知が届き、「誰に」「何が」「どこで」発生したのかを確認できる ・従業員に通知配信 従業員個人に対してやグループ(部署、現場)ごとに管理者から通知を発信できる プランと価格 初期導入費用(専有環境構築、アプリケーションファイル提供、導入サポート):50万円 環境利用費用(環境保守、システム運用、問い合わせ) 利用ユーザー 500名まで : 30万円/月 利用ユーザー 500名まで + 熱中症の疑い検出機能:40万円/月 利用ユーザー 501名以上:問い合わせ(別途お見積り) 文● ASCII