【高校サッカー選手権】大舞台に向け意気揚々 東海大相模FW小林晄也「足元の技術を活かしてシュートを決めたい」
11月10日、第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選の2次予選決勝がUvanceとどろきスタジアムで行われ、横浜創英と対戦した東海大相模が2-0で勝利を収め、選手権初出場を決めた。 【フォトギャラリー】横浜創英 vs 東海大相模 横浜創英とともに初優勝をかけて臨んだ決勝戦。1-0とリードした東海大相模は47分、MF沖本陸からパスを受けたMF小林晄也が貴重な追加点を挙げチームを県制覇に導いた。「よく取ってくれた。すごく楽になったし勇気がもらえた」と有馬信二監督も小林に賛辞の言葉を送った。 「もうボールが来たらシュートが打てる状況を作っていたので、ドンピシャにミートしてゴールできました。準決勝とかではあまり自分の持ち味とか出せずにいたので、この決勝でゴールを決められてよかった。中学生の時から夢見た選手権出場を決められて嬉しいです」(小林) 横浜FCジュニアユース戸塚から自分のスタイルに1番合ってると東海大相模の門を叩いた小林。入部当初はあまり上手くいかずにCチームからのスタートだったが、1年ずつコツコツとステップアップを図り、今年の関東大会予選前についにトップ昇格を果たした。 「180超えてるし、走れるし、足元あるし、止めて蹴ければ正確だし、本当に巧い」(有馬監督) 指揮官の期待に対し、小林も自身の持ち味を理解し、「足元の技術を活かして、相手を交わしたところでシュートを決めていきたいです」とさらなる成長を目指す。 そして、いよいよ憧れていた夢の舞台へ。「1試合で1点を取ったり、1アシストはしたい」と小林は意気揚々だ。 (文・写真=西山和広)