全日空、7月までに全便運航 エンジン点検の影響解消へ
全日空は23日、不具合が見つかった米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製エンジンを搭載する機体を点検するため、減便していた路線を7月下旬までにほぼ全便で再開する見通しだと明らかにした。 同社によると、減便対象は国内線が羽田と札幌などの各地を結ぶ18路線と沖縄―福岡、石垣の2路線の計20路線。国際線が羽田―青島、ソウルの2路線。国際線は3月末から全便で運航する。1月10日~3月30日に国内線と国際線で1日当たり計約30便を減便するとしていた。 エンジンはP&Wを中心に、複数の企業が国際共同開発、全日空ではエアバスのA320neoとA321neoの計33機が搭載していた。