大泉洋、主演時代劇の立ち回りシーンで膝を7針縫い「松阪牛みたいなきれいな肉が見えてた」
俳優、大泉洋(51)が18日、東京・有楽町朝日スクエア&ホールで行われた主演時代劇映画「室町無頼」(入江悠監督、2025年1月17日公開)のジャパンプレミアに出席した。 大泉は室町時代に民衆を率いて一揆を起こし、幕府の悪政に挑んだ蓮田兵衛役。1万人の応募で選ばれた400人を前にシルエット越しに登場し、華麗な殺陣を披露すると、会場から「洋ちゃん! カッコいい!」という声援が飛び交った。 撮影は戦いのシーンの連続で、過酷そのものだった。大泉は「立ち回りで膝を7針縫いました。傷だらけのシーンだったから血はメークだろうと思ったら、松阪牛みたいなきれいな肉が見えてた。破傷風になっちゃいけないって消毒液をドバっとかけられて、うわーっと悲鳴を上げましたよ。でも、そのシーン、本編で使われていなかったの」と笑いを取りながら生々しく回想した。 相棒役を演じた堤真一(60)は「私は家族でキャンプへ行ったとき、ナタでここを切って4針縫いました」と指を見せると、大泉が「ナタデココを切った?」と返し、漫才コンビのようなやり取りで爆笑に次ぐ爆笑。 なにわ男子の長尾謙杜(22)は師匠役の柄本明(76)とのやり取りを告白。「『本気でもっとぶつかってこい!』と言われたので、ぶつからせていただきました。本当の師匠のようでした」と明かすと、柄本は「そんなこと言わないよ」と大照れ。 すかさず入江監督が「長尾君のシーンがあまりにハードで体が壊れそうだったからスタントマンを使おうとしたら、柄本さんに『本人にやらせろ』と怒られました」と暴露した。松本若菜(40)、北村一輝(55)も登壇した。