ロバート・ダウニー・Jr.、トム・ホランドのMCUデビュー作で8→2ページに激減した出番を救う
「アベンジャーズ」シリーズで、トム・ホランド演じるスパイダーマンのメンター的存在、アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr.。撮影現場でも、アイアンマンのごとくトムを救っていたことが分かった。 【写真】トム・ホランドが初参戦!『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』フォトギャラリー Varietyによると、この度ポッドキャスト『Rich Roll(原題)』に出演したトムが、彼のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)デビュー作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の撮影中、セリフをカットされそうになったトムのために、ロバートが声を上げてくれたと明かしたそうだ。 トムによると、スクリーンテストの時点で、彼のセリフは8ページあったそう。エージェントから正確に覚えるようアドバイスを受け、オーディションでも上手に演じることが出来た。ロバートと行ったオーディションでは、ロバートがアドリブでセリフを変えてきたにも関わらず、トムもアドリブで上手く対応できたという。 ところが、実際に撮影が始まってみると、トムのセリフは大幅に削られ、2ページほどになっていたそう。そこで声を上げてくれたのがロバートだった。「『この子のセリフはどこにいったんだ?』とダウニーが叫んでくれたんです」とトムが振り返った。 監督ジョー・ルッソとアンソニー・ルッソとしては、脚本が長くなりすぎていることから、このシーンを短縮すべきだと判断したそうだが、ロバートはこれに反対。「『ダメだ。きっとこのシーンに時間を取りたくなる。オーディションの通り全部撮影しよう。いつでもカットは出来る。だけどきっと残したくなる』と言ってくれたんです」。 「その結果、全部使われました。彼のおかげです。本当にかっこよかった。いつか僕もあんな風にしたい。もし、マイルス・モラレスをMCUに連れてくることが出来たら、ダウニーが僕にしてくれたように、僕も若い子にしたいです」と語った。 マイルス・モラレスは、アフリカ系の父とヒスパニック系の母を持つスパイダーマンで、アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の主人公の一人。実写映画にはまだ登場しておらず、『スパイダーマン4』に登場するか注目が集まっている。