大阪市が当選者に”3週間の賞味期限切れ飲料”発送 SNSのプレゼントキャンペーンで委託業者の確認不足か 健康被害は確認されず
大阪市がスポーツの情報などを発信するSNSで、応募した人を対象におこなったプレゼントキャンペーンで、当選者に賞味期限が3週間切れたスポーツ飲料を発送していたことがわかりました。 大阪市によりますと、プレゼントキャンペーンは今年2月15日から21日に行われ、大阪市経済戦略局のX(旧ツイッター)のアカウント「大阪市のスポーツ情報(大阪市経済戦略局)」をフォローしてリポストした人を対象に、抽選で景品として500ミリリットルのスポーツドリンクなどが当たるものでした。 大阪市から委託された業者は、3月8日、当選者29人に景品を発送しましたが、11日、当選者2人から「発送された飲料の賞味期限が切れている」などのメッセージが寄せられました。大阪市から委託された業者が確認したところ、発送したスポーツ飲料の賞味期限が約3週間過ぎていたことがわかったということです。現在のところ、健康被害は確認されていないということです。 大阪市は「委託した企業において、賞味期限を確認すべきところ確認が不十分だった」として、当選者に謝罪しました。また再発防止策として「委託した業者に対して賞味期限の確認や安全を徹底するよう指導する」としています。