ボランティア求む 魚津たてもん、本番へ不足
魚津市教育委員会と魚津たてもん保存会は、8月に行われるユネスコ無形文化遺産で国重要無形民俗文化財の「たてもん祭り」に向け、たてもんの曳(ひ)き手ボランティア「たてもん協力隊」の受け付け期間を今月19日まで1週間延長することを決めた。2日間の祭りで延べ300人程度の募集に対し、現時点で約120人の申し込みにとどまるためで、期間延長は3年連続となる。 市教委によると、8月2、3日とも約150人の参加を呼び掛けているが、今月12日までの予定だった締め切りを前に、約60人ずつしか集まっていない。昨年の応募者数は約180人、一昨年は約100人と少ない状況が続いている。 募集の対象は小学生~70歳未満で、体力に自信がある70歳以上の場合は相談に応じる。 ●Tシャツが完成 たてもん協力隊に贈られるオリジナルTシャツが10日、完成した。今年のデザインを考えた荒井学園新川高美術部の左川(さがわ)真妃さん(16)=2年生=は「にぎやかさを少しでも表現しようと思い、横笛と太鼓もデザインに取り入れた」と話した。