「春のごぼうアフターヌーンティー」を試食する小桧山吉紀市長（右）＝19日、三沢市

　三沢市の「星野リゾート　青森屋」は、三沢市産のゴボウを使った「春のごぼうアフターヌーンティー」を提供している。シュークリームやパフェなどのスイーツに加え、ポタージュや生春巻きといった一品も楽しめ、青森県内外の宿泊者に特産品を味わってもらうことで、県南地域の活性化にもつなげる。 　青森県は全国有数のゴボウの産地で、同市は日本一の作付面積を誇る。今回は越冬して甘みとうま味を蓄えた春掘りを使用。ゴボウの風味を練り込んだペーストやクリームを使ったタルト、フィナンシェのほか、「トロカツごぼうバーガー」やごぼう茶とハーブを合わせたブレンドティーなど10種類以上をそろえた。 　19日は青森屋でお披露目が行われ、試食した小桧山吉紀市長は「ゴボウをアピールしてもらい感謝。どれを食べても良さを損なうことなく、ゴボウの売れ行きにも貢献できる」と語った。 　1日3組限定で、1人5千円（税込み）。宿泊者を対象に5月31日まで提供する。