JFE西日本が中国第2代表 3年連続13回目の出場 都市対抗野球
第95回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の中国2次予選は10日、山口県周南市の津田恒実メモリアルスタジアムで最後の1枠を懸けた第2代表決定戦があり、JFE西日本(福山市・倉敷市)が伯和ビクトリーズに勝ち、3年連続13回目の本大会出場を決めた。伯和ビクトリーズは3年ぶりの本大会出場を逃した。 【写真まとめ】2023都市対抗野球大会 全ホームラン 本大会は、全国12地区の予選を勝ち抜いた31チームと前年覇者で推薦出場するトヨタ自動車(豊田市)が出場し、7月19日に東京ドームで開幕する。【吉川雄飛】 JFE西日本がサヨナラ勝ち。同点の九回2死一、二塁から代打・三木大知が中越えの適時二塁打で試合を決めた。伯和ビクトリーズは八回に中山竜秀の左越え本塁打で追いついたが、先発で踏ん張っていた平岡航が137球で力尽きた。 ◇JFE西日本・内田聡監督 苦しい展開になるのは想定していたが、選手がよく粘って最後は勝ちきってくれた。 (代打・三木がサヨナラ打)追い込まれても勝負強いし、簡単に三振しない力のある打者。何より彼はコツコツとよく練習するので、積み重ねてきたものが出た一打だったと思う。 (先発・津山裕希は8回3失点)エースとして「頼むぞ」と送り出した。あまり調子は良くなさそうだったが、悪いなりに粘ってくれた。